遠距離通信

VHFやUHFは障害物に遮られなければ小電力でもかなりの遠距離と交信が可能になります。
たいていの場合は、見通しがあれば、その範疇には電波が届きます。 つまり 高い場所に行けば交信チャンスが広がるということになり ロケーション(見晴のいい場所)は遠距離通信のチャンスです。

週末になると、見晴のいい場所に移動運用しに出かけたくさんの局とQSOするというは、移動運用の醍醐味でもあります。
ではいったいどの程度の距離までQSOが可能なのでしょうか?

電波は 
「距離の2乗に比例して減衰し波長の2乗に反比例して減衰」
することが知られており
いくつかの条件がわかれば計算もできます

簡単に言えば送信電力から自由空間ロスを引いたものが受信可能電力を下回らなければよいということであり、具体的に言うと、 ハンディ無線機を手に持って 送信電力1w 高さ100m から送信したとして 同じハンディ無線機を地上高さ2m 受信限界を-10dBμV(普通のFMトランシーバー)とするとおおむね200kmを超えると 受信限界に近くなります。

では、このように計算で出た200kmが交信できる限界なのか? というとそうではありません ハンディ無線装置でも1000kmを超える交信はいくつも記録されています。
  この思わぬ飛びなど予測できないことが起こるのが電波の不思議なのです。