夏の空模様

NICT-情報通信研究機構(https://www.nict.go.jp)では電離層の状態を観測していて 当日の電離層の状態をほぼリアルタイムで公開しています。

電離層観測の位置は稚内(北海道) 国分寺(東京) 山川(鹿児島県) 沖縄(沖縄県)の4か所です。大規模な場合日本全国を覆う状態になりますが、スポラディックE層(→以降Es)は 西から東方向へ発生することが知られており沖縄(沖縄県)→山川(鹿児島県)→ 国分寺(東京)→ 稚内(北海道)の順番になる場合が多いようです。

 発表されたグラフをみると どの地域でどの規模のEsが発生したかが確認できるため、「沖縄でEsが発生した!東方向へ広がる!」と予想できるのです。Esの反射は地表から発射された電波が一種鏡のようになり、もう一度地表へ届くという現象のため。東京上空にEsが発生しても東京の局は何の恩恵も受けませんもし東京の上空にEsが発生していた場合 4エリア⇔7エリアというような伝搬路ができます 同様に大阪の上空にEsが発生すると1エリア⇔6エリアというような伝搬路ができます

 タイミングさえつかめばまさに遠距離交信のチャンスというわけです。発生頻度発生頻度は7月ー8月がもっとも多く、それ以降はなくなるという非常に極端なものです

 またEsが楽しめるのは、28MHz帯 50MHz帯が多いのですが、年に数回(数時間)ではありますが、非常に濃い(密度の高い)Esが発生する場合もあり、145MHz帯で1000kmを超えるQSOが可能になる場合もあります。どの場合もチャンスは少ないため、夏場は常時ワッチが大切です。