スポラディックE層

初夏から秋口までHF-VHFまで「スポラディックE層」という現象が発生します。
地球をとりまく電離層の組成が変化して、より遠くと交信ができるという現象です。

コロナ禍で自宅時間が増えたという方もいらっしゃると思います。

特に50MHz帯ではこの現象に遭遇すると、
1,000km以上の遠距離との交信が可能になることから,
この現象・コンディションを狙ってワッチを続けている方もいらっしゃいます。

日本では145MHz帯までのアマチュアバンドまでが「スポラディックE層」の恩恵を受けられます。
この「スポラディックE層」は多くの場合、
発生から収束まで1〜2時間という短時間となています。

この時間の間にめまぐるしく状態が変化して、交信が不能になるということが多いようですが、
これから夏前にかけては、長時間発生することもあります。
朝から夕方まで1日中発生し続け、バンド内が大変賑やかになります。
俗に、お祭り騒ぎなどとも表現されてるようです。

この「スポラディックE層」を早期に発見するにはワッチです。
伝搬経路が変化するために、バンド中不規則な揺らぎが見られるようになります。

バンドスコープなどをご活用の場合、バンドスパンを10MHz程度とりバンド中を眺めていると、
普段は何ももないところにノイズのようなものが不規則に見えるようになります。
またバンド内にオンエアする局も多くなるためFM局などが20KHzステップにならんでくるのが
見えるようになります。

これからの季節、賑やかなコンディション、感動との遭遇をお楽しみください。